2007年06月08日

旧街道2 善光寺街道


善光寺街道

名古屋城下の「札の辻」(中区)を出て東北に進み、大曽根から川を越えて勝川へ。 勝川から坂下を通って内津峠を超えて多治見へ。 その先は土岐川を何度か渡って釜戸を過ぎ、槇が根追分で中仙道に合流する約54キロの街道だった。


今回は、矢田川の天神橋から庄内川の勝川橋まで。

天神橋を渡って下流へ向かい、旧道は北へ緩やかに曲がりながら行く。 旧道を数百メートルほど行き、左折すると石山寺と高牟神社が並んでいる。

石山寺は鎌倉時代の開基で、その名は本尊の観音像が近江の石山寺のと同じ木で彫られたことによるという。 二層の山門が特長的だ。 ただ、本堂と庫裏は近年鉄筋コンクリート造で新築されており、些かの違和感を感じざるを得ない。



隣の高牟神社は奈良時代創建の古いお社である。 
矢田川の堤防の下に鬱蒼とした大樹に囲まれ、境内には野鳥の声だけが響いていた。



旧道に戻り、緩やかにくねった道を北へ向う。 その先に東春酒造がある。 店の北側の路地に石垣を築いた水屋造りの蔵が見えるはずであるが、発見できなかった。 この地区は、庄内川と矢田川に挟まれた低湿地であり、年数回の洪水の被害に見舞われたため、自衛策として高さ3-4メートル地盤を高くしたこの地方独特のものだそうである。


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