2007年07月16日

旅の記録 上越2日目 その2 フェリー乗船場

 2005年5月10日 3道目 (上越2日目) 
   フェリー乗船場へ

 まだ私は直江津港のフェリー乗り場に行ったことがない。近くまで入ったことはあるが、切符売り場などを見たことがないのだ。そこで車を直江津港に向けた。海岸に沿って東に、安寿と厨子王の碑のある小さい公園を右に見て、関川の加工で右に折れて川に沿って少し登ると橋(荒川橋)がある。この橋は帆柱をかたどった柱が何本も立ち船をイメージしている。私はどちらかというとこういったデコレーションが好きではないのだが。。。まあ、港町をあらわす目的があるので、致し方ないかな。それにしても誰がこのイメージを覚えているかな。
  **橋の写真は「新潟橋見学会」からお借りしています**

 橋を渡り、信号交差点で左折するとフェリー埠頭だ。ただし、正面ではない。正面は国道18号線から入る。つまり東京から国道18号線をひたすら走ってくるとこの埠頭に到着し、そのまま佐渡にわたることができるのだ。なんとなく私には物悲しさを感じさせるものがある。渡し舟、連絡線、過去に青函連絡船などに数回乗り、そのときの乗客の姿を見て、また友人が北海道から東京に出てくるときの話を聞いたりして、なぜか物悲しい鋳物を感じたことが、ここでもそうした印象を思い起こさせるからなのだろうか。

 送迎用の客の駐車場に車を止め、切符売り場に入ってみた。朝の便と次の分のハザマのようで、客は誰一人としていない。売店の係りの人も手持ち無沙汰のようだ。鉄道のターミナル駅を思い起こした。若いとき、仕事であちらこちら鉄道で移動したがそのときの、役々の風景は、人生の縮図を感じさせたものだった。おそらくこのフェリーターミナルにも、いろんな人生があるのだろうと、想像をたくましくする。
 私自身はフェリーに乗りに着たのではないが、こうして切符売り場にたっていることすら、それなりの理由があって立っているわけだ。この姿をほかの人、今は売店の人や切符売り場の係員だが、その人たちが私の姿をどういう意味で捉えているだろう。私は私の人生の一シーンなのだ。そこには明るい話題があるように見られているだろうか・・・ フェリー乗船場

 港を後にして、18号線沿いにあるショッピングセンターに向かった。車は南を向いている、この方向には、妙高が雪をかぶった美しい姿を見せている。まだこうした姿を見ると、この土地が完全な春を過ぎてはいないように思えてくる。
ショッピングセンターに行くのは、ちょっとした買い物をするためだ。私が毎日必ず食べるものを買いに。このショッピングセンターは、食料品は24時間営業している。前に来たときもすでにその営業をしていた。名古屋ではまだ24時間営業は少ないのだが。上越、松本、そういった都市のスーパーマーケットでは食料品は24じかん営業がおこなわれている。まだ、9時前だ、にもかかわらず顧客は結構いるものだ。中に入ると、メインの10時開店前の準備をしている。食料品売り場も新しい品物の補給をしている時間帯のようだ。


過去の記録
2005年5月9日2005年5月10日
 名古屋から軽井沢 その1 栃木県二宮町の朝
 名古屋から軽井沢 その2 朝のお勤め 高田・専修寺
 軽井沢から達磨寺 高田・専修寺 その2
 達磨寺から高崎・前橋 稲田・西念寺
 前橋から専修寺 R50号線 水戸市河和田 報佛寺
 栃木県真岡市で宿泊 報佛寺 坊守さんのお話
 筑波山麓を走る
 下妻市 小島草庵後
 下妻から長野に
 関越・花園~上信越・佐久
 佐久~黒姫野尻湖PA
 妙高を越え日本海へ
 日本海の夕日


2005年5月9日
 上越2日目 その1


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 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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