2007年12月29日

京都の思い出 吾唯足知 竜安寺

前回の天龍寺の後に大覚寺に行ったが記憶にないと書いた。確かにその通りで、何も覚えていない。しかし、大覚寺にはもう一度行っているのだが、これもほとんど覚えていない。ただ、就職して2月目くらいだったか、会社の先輩の女性に誘い出されて(断れる状態になかった)、京都を引っ張りまわされて、大覚寺の池でボートに乗ったような・・・ あんまりいい記憶じゃぁない。


2:竜安寺
 知る人ぞ知る、枯山水、石庭で有名な寺である。天龍寺、大覚寺のあと、どうも電車(京福電鉄)で行ったという記憶はある。嵐山から電車に乗って、帷子ノ辻(『かたびらのつじ』これが読めなかったんだよなぁ)で乗り換えて、「竜安寺道」で下車。そして北に向かって上っていった。(結構上ったよ)
 【敬服電鉄北野線(帷子ノ辻―北野白梅町館は、仁和寺の辺りは、駅と寺の居はあまりないが、これを過ぎると結構離れることになる。】

 天龍寺に比べると、格段に人が多かった。やはり、昔から参拝者の数が多いことは確かだ。
 人が多いということは、石庭を眺めるにも支障が出る。雪がちらつく天気で、寒いにもかかわらず、石庭に向いた縁側というのか廊下というのかで座り込んで多くの人が見ている。これが、邪魔になるんですね。特に、写真を撮るのには、本当に邪魔になる。それに人の流れが止まるから、そこにたどり着くまでにも渋滞となる。
 40数年前の正月での混雑だったが、おそらく、現在ではもっともっと酷い状態なのかもしれない。

 石庭は、写真でも取り上げられ、ブログでも多く取り上げられているので、もう書く必要はないくらいだと思う。しかし、裏に回ると「吾唯足知」と書かれた手水鉢があることは石庭の紹介に比べたら何十分の一、いやもっと少ない率の紹介しかないのではないかと思う。
 この手水鉢の「吾唯足知」の意味は、記憶によれば、宮本武蔵ゆかり物のとあるが、この記憶は間違っていないだろうか。

 記憶が遠くなっているにもかかわらず、手水鉢のあの印象は、強烈に残っている。しかし、「吾唯足知」の意味をいまだに実践できないでいる私である。

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