2008年06月17日

平等院鳳凰堂

平等院鳳凰堂

 今、「地球のはぐれ方」村上春樹・吉本由美・都築響一著文春文庫を読んでいます。そのなかのハワイ編で、ハワイにある平等院鳳凰堂とか出雲大社、金比羅神社、太宰府天満宮が紹介されています。ハワイに渡った日本人移民のみなさんがふるさと日本を思って建てたのかなあ。
 平等院鳳凰堂は10円硬貨に絵があります。一度も本物を見たことがなかったので、見てきました。豪華絢爛(けんらん)な色彩の建物を想像していました。しかし、老朽化が著しく、色はかすんでいました。考えてみれば、西暦1053年の建築であり。無理もないことです。新築のときはすばらしい色彩で輝いていたことでしょう。まさしく、極楽の景色だったに違いありません。
 驚いたのは、平等院ミュージアム鳳翔館(ほうしょうかん)です。中国の音楽グループ女子十二楽坊のように仏さまたちがそれぞれ楽器を持って演奏しながら飛んでいるのです。奇想天外でした。その姿がなかなか素敵で、昔の人たちは頭が固かったわけではないと固定観念がひっくりかえりました。





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この記事へのコメント
数年前に行きましたが、確かに荒れ方がひどいですね。阿弥陀如来も手入れが悪いのか見るも無残という感じがします。
私がよく行く少し離れた寺に、平等院の阿弥陀如来の兄弟といわれている阿弥陀像がありますが、こちらはまだきれいに見えます。gk4gp
Posted by 生田生田 at 2008年06月18日 14:13
近いうちに先日教えていただいた「秋篠寺」に行けそうです。
雨も降りそうで、苔庭見物にはもってこいです。
Posted by 熊太郎 at 2008年06月18日 19:16
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