2007年10月25日

潮騒



潮騒 三島由紀夫 新潮文庫

 フェリーの甲板を歩いていると、海の上を歩いているような錯覚に陥ります。写真の島は神島で三島由紀夫氏作「潮騒」の舞台です。以前、三重県鳥羽市(とば)を訪れたときは、ずいぶん遠い島だなと感じましたが、今回の愛知県伊良湖(いらこ)側からだと間近に見えます。
 「潮騒」を読んだのは中学2年生ぐらいのときでした。内容は若い男女の恋愛もので、確か女性のほうに地元の名士の息子との結婚話があって、でも彼女は他の漁師の青年が好きで… そんな話だったと思います。

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