2009年01月25日

奈良市若草山の山焼き

奈良市若草山の山焼き

毎年この時期になると若草山の山焼きを見に行きたくなるのですが、いつも都合がつかなくてあきらめていました。今年はようやくながめました。
東大寺の横、若草山側にある広い春日野園地からながめました。周囲には夫婦連れやひとりものの方、7人しか人がおらず、ベンチに座ってゆっくり見ることができました。若草山の麓(ふもと)付近は、人出が多いようですが、麓以外は混雑していなかったようです。

午後5時過ぎのまだ、焼かれる前の若草山です。日没とともに冷え込んできます。





午後5時50分から打ち上げ花火が始まりました。写真撮影は苦手なので上手に撮れていません。
カメラばかりをいじっていると、じっくり花火を見ることができないので、撮影は途中でやめました。
花火は200発、夜空をスクリーンにした約10分間のショーでした。土星のような形とかお花のような形とか扇のような形とか、その巨大さとか、どーんという爆発音も含めて楽しめました。













花火が終わるとすぐに、山の左右から火の手があがりました。わたしたちのところからは下部が見えなかったのですが、おそらく下部からも火の手があがったことでしょう。
火は意外にも早く回り、午後6時15分ぐらいには、山の7割から8割部分が猛火に包まれました。また、一度に全体が燃え上がるのではなく、炎が線になって、頂上へあがっていくことがわかりました。午後6時30分ごろには、山はおおかた燃えてしまいました。

この日の朝、天気予報は雪で、バスが出発してまもなくから雪が降るなかでの走行になり、山焼きの中止が心配されましたが、無事に見学することができました。今回もまた、来てよかったという感慨にひたりました。

















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