2009年05月10日

懐かしい巣鴨駅界隈・文京区側

 とげ抜き地蔵、お世話になったお店を後に駅の方向に向かった。
 駅でどうしようか迷った。このまま地下鉄に乗るか、それとももうひとつのところに行くか。。。

 結局、最初の思いとおりに山手の内側に向かって歩き始めた。どこに行くか。居候していたお店から一月半で出て、一人でアパート住まいをした、そのアパートのあったところに行くのです。
 巣鴨の駅の上の橋を渡ると、そこは文京区で、近くには小石川高校などもあったはず。

 橋を渡るときに西を見ました。この橋の上から昔は富士山が見えたのです。ちょうど下を走る山手線の線路と同じ方角だったと記憶している。そんな思い出も含めて眺めたのですが、今は背の高いマンションがいっぱいたってしまって遠くを見ることなんてできやしない。今は昔・・・・・・

巣鴨跨線橋(中仙道)から西を望む


 この橋を通る国道が中仙道だ他とは当時は知らなかった。知っていればもっと違った思い出を残したかもしれないが、何せ浪人の身、遊んでいる暇はなかったよなぁ。それに金もなかったし。
 とおりの反対側には、昔時折食べに入った食堂がきれいになって残っていた。

 この道を南に少し下る。そして右、西に入ると本当にせせこましい町の中に入り込む。建物はほとんどが新しくなったが、中には昔のままの古い建物もある。とにかくものすごく狭苦しい土地の中に小さい家がいっぱい立っていた。その中の三畳一間の部屋を借り約10ヶ月、大学に合格して荻窪に引っ越すまで住んでいた。
 (この3畳一間に、私と母と妹の3人が寝たことがある。大学に合格して、お礼のために母と妹が上京したときに、宿を取る代わりにここで寝たのだ。お金無かったもんな。)
 
 上右の写真は、昔のまま残されていたすんでいたところに近い家、こんなアパートだった。それば今は下の写真のような今で言うマンション風のアパートに変貌していた。

名前が昔の大家さんの名前のマンション


 ここへたどり着くのに表通りと裏通りを行ったりきたりジグザグで歩いた。裏通りといっても幅は人のすれ違いがまともにできない広さのところ。火事なったら大半延焼するだろうという怖さ。そんな中に住んでいたのだ。当時の部屋代は、千円/畳だから3000円だったかな。荻窪はそれより少し高かったが。

 ここから歩いて南の広い通りに出た。そこまでの間、昔買い物をした魚屋や親を探したが、記憶とかなり違っていた。店がわかったのか、私の記憶が違ったのかどっちかだろう。

住んでいた近くの今の町並み


 広い通りを左折して中仙道の交差点に。
 さて地下鉄に乗るのだが、巣鴨に戻るか、それとも近くに駅があるのか?昔なかったものを探すのだからわからない。通りがかりの女性に近い地下鉄の駅を教えてもらった。何のことはない。この交差点のすぐ南に地下鉄の駅があったのだ。

 暑い日だったので、ペットボトル3本目を通りにあったドラッグストアで買い求めた。そして地下鉄の駅に降りるが、もう足は棒のごとく、階段を下りるのがつらかった。
 ホームに降りたら、写真の状態。名古屋では見られないホームだ。京都の東西線なら天井まであって閉所恐怖症の私にはつらいが、このくらいのガードなら逆に安心できる。


 途中で乗り換えたが、東京の地下鉄の乗り換えは大変だ。どっちに行けばいいのやら迷うことばかりだった。

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