化石の戯言

　前日の同期会からホテルに帰ったのが十一時半頃だっけ？とにかく恐ろしいところを歩いて帰ってきたので、酔いは覚めてしまった。それでメールチェックなどをして、風呂に入ってその後で無理矢理寝ることに。
　何とか寝付いたけど眠りは浅かったみたい。

　翌朝６時頃が目が覚めた。この年になると布団が違うのはきついなぁ。朝飯は、近くのコンビニに行ってサンドイッチを買ってきてそれで済ませた。そして、八時半頃にホテルをチェックアウト。
　さて、どこに出かけるか。
　前日までは、先日の巣鴨の延長で学生時代四年間住んでいた荻窪に行こうと思っていた。しかし、同期会を終えた、浅め目覚めて何かそこに行くことがおもしろくない気分になった。理由は自分でも分からない。
　何を思ったのか、前から、そうかなり前から、仕事で八王子に行くたびに、川越街道という道路標示を見ていつかは行きたいと思っていたところだ。目下朝ドラ「つばさ」で川越が舞台になっているからでは消してないので誤解しないで。

　朝目覚めて、突然に思ったので、道順なんて頭の中にはない。単純に「大宮に行って、大宮kらかわごえへ」と言うことを描いたに過ぎない。電車の時間も気にしていない。とにかく夕方６時３３分の新幹線に乗れればいいのだから。
　赤坂から地下鉄で東京駅に出た。（実はこの道順が一番金のかかる道順で、一番時間のかかるものだった）。地下鉄の乗り換えも面倒で、東京の人間はよくこんな面倒なことうぃていると感心する。
　
　東京駅で、京浜東北線に乗った。私の頭の中は、四十数年前の電車の線路しかないから。大宮にたどり着いたのはもう１０時をかなり回っていた。この間に並行して走る電車がどんどん追い越していくのを見て、「あらまぁ・・・」といういとも私としては珍しい感覚だった。
　大宮で乗り換えて、またとことこ電車に揺られてやっと川越に着きました。何夜知らんけどもう１１時近かったような。おなか空いたよぉ。。。。