2009年11月29日

楽楽東北JTBパブリッシング、分県地図青森県昭文社


楽楽東北 JTBパブリッシング、分県地図 青森県 昭文社

 旅行ガイドブックの感想になります。太宰治氏の生家「斜陽館」を訪ねることになりました。青森県です。わたしは東北には行ったことがありません。行ったことがない県は、東北5県と 鹿児島県となりました。東北は最初2泊したかったのですが、久方ぶりの家族全員の旅行で、各自の仕事の都合で1泊しかできません。青森県だけに絞って、航空機、レンタカーの利用で楽しむつもりです。今日、ホテルや交通機関の予約を済ませました。(10月10日)
 さて、ガイドブックを探しに本屋さんへ行きましたが、まず、東北に関するものが少ない。さらに青森が 掲載されていたのは、この本だけでした。愛知県民にとって青森県は遠い場所です。太宰氏の小説「津軽」では、昭和19年、終戦の前年ですが、この地には戦争の影がないと記され、青森、ことに津軽は本州の果てで、日本の現実から忘れられた場所というような記述がありました。
 ガイドブックを読んでみて、自分の無知を再確認しました。
「奥入瀬渓流」は、岩手県にあると思っていました。(青森県、十和田湖から流れ出ています)
「岩木山」は、岩手県の盛岡にあると思っていました。(青森県にありました。岩手県は岩手山でした)
「青函トンネル」は、自動車も通行できると思っていました。(鉄道だけでした)
「白神山地」は、秋田県にあると思っていました。(青森と秋田にまたがっています)
そして東北は広い。レンタカーで、青森だけではなく、岩手県の遠野地方とか、宮沢賢治氏の文学館を見に行こうと考えて、縮尺を地図にあててみたら、青森から岩手県花巻まで300キロぐらい あり、それは、9月に訪問した韓国のソウルから釜山ぐらいの距離であり、東北地方の細長さに驚きました。レンタカーで回れる距離は、1泊2日では限られます。ポイントを決めて、あまり無理に遠出をしないように見学するつもりです。一番滞在時間が長かったのが車の中では、訪問の意味がありません。ポイント場所としては、地図の左から、白神山地、十二湖(津軽半島に十三湖というのがあり、最初は 別々の場所だと知らずに、誤植だと勘違いしました。また、青森は八戸とか、十和田湖とか三沢とか漢数字が入る地名が多いところだという特徴をみつけました)黄金崎不老ふ死温泉、千畳敷、津軽半島、下北半島(恐山、大間のまぐろ)、奥入瀬渓流、わたしは実は、湖とか滝には惹かれる心がありません。 だから、十和田湖も奥入瀬もパスでもかまいません。だけど、行ったことがある人はみな、奥入瀬は行ったほうがいいと勧めるのです。11月下旬の訪問予定なので、雪とか寒さが心配です。シーズンオフであり、風景とか場所とかよりも、人との接触を楽しみたい。 次の感想は行ってきてから書き足します。

(さらに分県地図を購入しました。)
ここでもまた自分の無知が露呈しました。
東北新幹線は青森まで通じていると思っていました。(工事中で、いまは八戸まで) 地図の裏面に観光ガイドがワンペーパーでまとめられており、重宝します。いろいろルートを考えて いますが、行くのはまだ1か月先です。それまでにルート変更が多々あるでしょう。その作業も楽しみ です。

(青森から帰ってきて)
 セントレア中部国際空港を離陸する直前に、青森空港は雪、青森空港上空で、着陸の可否を判断して、 無理なときは、(青森県)三沢空港か、(東京)羽田空港に着陸すると知らされました。東北北部の天候は回復傾向にあり、大丈夫だと信じて搭乗しました。そして、揺れながらも着陸した青森空港とその周辺は雪景色でした。レンタカーのフロントガラスに霰(あられ、ちいさな氷の固まり)がパラパラと落ちてきて、この時点で、十和田湖とか奥入瀬渓流に行こうという気持ちは、ほとんどあきらめに変わりました。













このあとガイドブックも地図も重宝しました。ガイドブックにある観光地の電話番号をカーナビに入力して目的地へのドライブを楽しみました。地図には蛍光ペンで記し(しるし)をつけて、何度も開いて利用しました。30km四方ぐらいの範囲内しか移動できませんでしたが満足しています。青森は見所が多い。今回行けなかったところは、次回のお楽しみのためにとっておきます。きょうからしばらく、青森旅行のレポートをつづってみます。

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