2010年01月12日

静岡県 御前崎 浜岡原子力発電所

静岡県 御前崎 浜岡原子力発電所

このところ、静岡県の海岸線をドライブしているのですが、その印象をひとことで言うと「風の強い県」です。去年鹿児島県の指宿(いぶすき)スカイラインを走ったときにもあった風力発電用の風車が見えて感激しました。ただ、その数が多くて、だんだん飽きてしまいました。



さらに、鹿児島県指宿から開門岳へ向かう道路と同様に、ヤシの木の街路樹が延びていました。お互いに遠く離れた県なれど、風景が似ていたことが日本の国土を知るうえでとか、産業構造を知る上で、興味深い。



御前崎の海岸付近です。この日は風速8mから12mの強い風が吹いていました。






正面、中心の少し左に富士山の山頂付近が見えたのですが、次の写真ではわかりにくいです。この日の10日前に三保松原や日本平で見たときには山頂部が雲に隠れて見えませんでした。この日は逆に雪をかぶった山頂部付近しか見えませんでした。うまくいかないものです。この日の富士山は幽玄でした。空のまんなかに雪におおわれた山頂部だけがぽっかりと蜃気楼(しんきろう)のように浮かんでいました。



御前崎の灯台です。それからウミガメさんが卵を産みに来るらしき海岸ではウィンドサーフィンの帆がたくさん浮かんでいました。






これは何のためのものかわかりませんが、ドームが見えました。



クルマをさらに走らせて、浜岡原子力館に到着しました。ちょっとおっかなびっくりでしたが見学してきました。見学は無料です。この日はちいさなこどもさんたちが多く、何かイベントを開催していた様子です。



建物の上部、ふたつの突起部分をつないだ展望台からはたくさんの鉄塔が見えました。神社の鳥居があったのでほっとしました。



原子核がぶつかりあって熱が発生する。周囲の水が蒸気になり、蒸気の力で発電する。単純にそう理解しました。原子力と聞くと以前訪れた広島市の原爆ドームを思い出してしまうのですが、事故のないように気をつけて運転してほしい。

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