2010年11月01日

愛知県知多半島 花ひろば、伊勢湾が見える温泉

愛知県知多半島 花ひろば、伊勢湾が見える温泉

休日出勤の代休を利用して平日に午前中は歯医者さん、そして午後は海を見に行きました。しばらく前から行きたくて、でもなかなか行けなかった観光農園をようやく訪れました。500円だったか600円だったかの入園料で、ハサミをもらって、ひとりあたり、コスモス5本とヒマワリ5本を切花として手に入れることができます。






左のヒマワリ「もう11月になりましたねぇ。おまえさん、寒くないかい」
右のヒマワリ「大丈夫、みんなでおしくらまんじゅうをしているから、あったかいよ」






駐車場からは伊勢湾が見えます。



このあと、料理旅館のお隣に温泉があったので入浴して浴場から伊勢湾をながめました。
入浴後マッサージを受けました。肩・背中・ふくらはぎのこりがとれて、すっきりしました。そのあと海岸に出て、また海をながめました。ズボンのすそが濡れました。
三島由紀夫氏「潮騒(しおさい)」の舞台になった神島が見えます。
若い男女が焚き火(たきび)をはさんで、すっぱだかだったか、ふんどしいっちょうだったかで向かい合い、好きなら焚き火を飛びこえてこいという話になり、どっちかがどっちかへ飛んだというエッチな場面だけが16歳のとき読んだ記憶に残りました。



たしかふたりには身分の差があるのですが、男と女の純愛は、この太陽のように燃え上がるのです。



海岸線の上には、冬空が近いきれいな雲が広がっていました。




(その後)
書店で「潮騒」の文庫本を手にしたところ、「神島」は「歌島」という仮称を用いられていました。
お向かいのCDショップで山口百恵さんのCDを手にしたところ、出演した映画「潮騒」の歌曲が多数入れられていました。
通勤の車の中で聴くと、歌島の灯台やら波がどうしたこうしたという歌詞にめぐりあいました。
彼女はまだ16歳のようです。わたしもまた16歳でした。声が若い。

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