2022年06月03日

静岡県にある浜名湖を楽しむ

静岡県にある浜名湖を楽しむ

 昨年秋に、高齢でどちらも障害者だった義父母を、2か月続けて天国へと見送りました。
 6年間ぐらい続いた介護がなくなって、夫婦で日帰りドライブに行ける時間がとれるようになりました。無事(ぶじ)に見送ることができて、今はほっとしています。

 昔、自家用車で何度か立ち寄った浜名湖サービスエリアの美しい景色が忘れられず、久しぶりに訪れてみることにしました。
 愛知県内の自宅から自家用車でいっきに行けば、1時間ちょっとぐらいで行けますが、歳をとってきて、途中で休憩をとらないと運転で体が疲れます。トイレが近くなったのも理由のひとつです。
 息子がまだ小学生だったころは、ふたりで、浜名湖のそばにある釣り堀まで自宅からノンストップで行っていましたが、今はもうそういうことができる体力はありません。ゆっくり、ゆったり、のんびり行くドライブ旅です。

 まず、舘山寺(かんざんじ)に立ち寄って昼食と観光をしてから、帰路で、浜名湖サービスエリアに立ち寄りました。
 次の写真は、午前中の小雨がお昼過ぎにきれいにあがって、すがすがしい青空が広がった帰路での浜名湖サービスエリアの風景です。
 青空に浮かぶ白い雲が美しい。
 浜名湖の湖面では、遊覧船が周遊していました。知床遊覧船の沈没事故以来、旅先での偶発的な事故に警戒心をもつようになりました。
 事業者の方には、どうか、金もうけ第一主義ではなく、観光客の命を守るための安全運航最優先主義でお願いします。




 次の写真で見ている方向は、舘山寺(かんざんじ)がある地域です。
 左手に東名高速道路の橋脚があって、その右にある分かれたふたつの陸地の間にはロープウェイがかけられています。








 次の写真にある男女のカップルが愛を誓い合う愛の鐘を初めて観たのは、2009年(平成21年)の大みそか(12月31日)だったという自分の記録が残っています。
 ずいぶん永い年月がたちました。
 写真には写っていませんが、この場所に行く途中、この場所から少し離れた手前の屋根のあるところに、愛のプレート販売のためのガチャガチャの機器がおいてあります。筆記用具のペンもあります。
 プレートには、真剣にラブラブのコメントが書いてあります。絶対結婚しよう!とか、ずっといっしょにいたい、というメッセージが多い。どうか、その気持ちをいつまでも継続してほしい。




 次の写真は、舘山寺の公営無料駐車場のそばにあるジェットコースターです。
 このあたりは、どうも、火曜日・水曜日がお休みらしく、この日(5月31日火曜日)は、地域全体がひっそりとしていました。遊園地もお休みでした。空中をツバメが飛んでいました。
 写真の中の看板に書いてある昼食バイキングでおひるを食べる予定でしたが、そこもお休みでした。残念。
 そのかわり、うなぎ料理専門店で、地元名物うなぎのひつまぶしをいただきました。自分へのごほうびに奮発しました。たいへんおいしかったです。食べて良かった。満足しました。さんしょの香り、そして、梅との組み合わせが抜群でした。舌が喜んでいました。
 人は、おいしいものを食べると、今まで生きてきて良かったと思う時があります。そんな気持ちになれました。もう死んでしまいたいと思う人がいたら、値段が高くてもいいから、どうかおいしいものを召し上がってみてくださいとアドバイスを送ります。




 次の写真は、今年のお正月にテレビ番組『出川哲朗の充電バイクの旅』で、出川哲朗さんとゲストのさまぁ~ず三村さんが立ち寄ったことがある舘山寺です。(かんざんじ)
 自分もおふたりがおまいりした眼病にいいという穴大師(あなたいし。ほら穴の中に仏さまがおられました)でおまいりしました。石仏(せきぶつ)は弘法大師がつくられたそうです。(弘法大師:空海。774年-835年)
 また、お寺さんの以前の建物は、兵火で焼失してしまったそうですが、そのときの建物は、現在のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出てくる源頼朝の命により(めいにより。指示により)つくったそうです。
 本殿に向かって右側にどういうわけか、『エヴァンゲリオン』の絵があって不思議でした。あとで調べたら、地元の鉄道会社と共同企画でスタンプラリーのイベントがあったようです。この日が(5月31日)が最終日でした。




 次の写真の橋は『志ぶき橋(しぶきばし)』という町のシンボルとなる橋だそうです。
 そばに説明の看板があって、浜名湖大遠泳のことが書いてありました。昨年亡くなった義母が、戦時中こどもだったころ、愛知県の南知多(知多半島にある地域)へ疎開(そかい)して、こどもたちで遠泳をしたことがあると話していたことを思い出しました。
 ここも青空に浮かぶ白い雲がきれいです。




 次の写真は、舘山寺の山の上にあった菩薩様(ぼさつさま)の像です。
 高さが16メートルあるそうです。
 この記事の最初にある浜名湖サービスエリアから、この仏像が立っているのを遠くに見ることができました。
 この写真を撮った時は、まだ、午前中の雨雲が残っていたので、空が幻想的に流れています。




 舘山寺(かんざんじ)の町には、30年ぐらい前に仕事で来たことがあります。
 以前ここにあった『九重(ここのえ)』という高級ホテルが閉館されたことを帰宅してから知りました。現在同ホテルの建物はカバーでおおわれていて、解体工事をしているそうです。
 昭和のバブル景気のころは、にぎわっていた温泉街だったと思います。もしかしたら、数年前のインバウンド(中国方面からの大量の訪日観光客)のときも外国人旅行者が多かったのではなかろうかと察します。
 コロナ禍(か。災難)がおさまって、またにぎやかになるといいですね。

 平日なので観光客はまばらでした。
 散策しているのは、わたしたちのような年配の夫婦、こどもさんたちがもうおとなの親子連れ、中年カップルの人たち、年配女性のひとり旅のようすでした。
 近くには、遊園地とか動物園、海水浴場(海水と淡水が混じっている)があるので、夏休みとか週末土・日の休みには、ちびっこ連れの家族が遊びに来るのでしょう。
 ワンちゃんと泊まれるホテルとか、ワンちゃんの美容室もありました。
 自宅テレビの動画配信サービスで観た『東野&岡村の旅猿 ワンちゃんと軽キャンピングカーの旅』という番組を思い出しました。オードリーの春日さんがゲストでした。キャンプをした場所は、神奈川県でした。
 ペット同伴可能なホテルとかキャンプ場が喜ばれる時代になりました。
 平和がなによりです。

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