2023年02月28日

大分別府駅前での失敗

大分別府駅前での失敗

 次の写真で銅像になっている方は、昭和3年(1928年)に別府温泉地獄めぐり遊覧バスのシステムをつくられた郷土の偉人だそうです。油屋熊八さんです。後ろに小鬼をぶらさげて飛んでおられます。(この銅像の横で熊八さんと同じポーズをとって、うかれながら写真撮影を繰り返していた熊太郎夫婦でした。そのあと十五分ぐらいがたってから、心臓が止まるかと思うほどのハプニングに見舞われました)



 熊八さんの銅像の右側に、温泉の湯が湧き出ている(わきでている)モニュメントがあります。
 (モニュメント:記念のための造形物)
 次の写真がその外観です。



 次の写真が、モニュメントの中です。
 『手湯』とあります。読みがわからないのですが『てゆ』なのでしょう。
 温泉の湯が湧き出ています。



 夫婦ではしゃぎながら写真撮影を終えたあと、駅前のホテルでチェックイン手続きをしていました。
 ふと、気づいたのです。
 自分が持って来た3個の荷物のうちのひとつがないのです。消えたのです。
 慌てました(あわてました)。
 置き引きにあったと思いました。(誤解でした)
 なくなった麻袋の手さげの中には、親戚のちびっこたちにプレゼントする絵本が6冊、ドラえもんとドラミちゃんのぬいぐるみが4体、お手製の絵描き歌の原稿が2セット、それから、ついさきほど別府駅構内で買ったばかりのおみやげのお菓子が入れてありました。
 貴重品ではないけれど、重たかったので、なくしてがっかりしました。
 愛知県から大分県経由で福岡県まで手で持って行くことで、効率は悪いけれどいい思い出にはなると思って、がんばって運んでいたのです。
 いつどこで荷物がなくなったのか、まったく思い出せないまま、どうしょう、どうしようと頭の中はなにかがぐるぐる回るばかりでどうしていいのかわかりません。
 深呼吸をして、もう見つからないだろうと覚悟を決めて、ほかの荷物を見ていてもらうように妻に頼んで、ホテルのカウンターから、駅前のさきほどの熊八さんの銅像のところまでダッシュで走りました。

 ありました! お目当ての自分の麻の手さげ袋が!! 感激しました。
 さきほどの写真『手湯』のところに、麻の手さげ袋が、ちょこんと、きれいに、かっこよく、立っち(たっち)していました。中身も全部ありました。
 大分県は、なんて安全な町なのだろうかと再び感激しました。
 (これが、海外旅行だったら、持って行かれて、もう出てこないのだろうなあ……)

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