2022年09月21日

ヒガンバナと一周忌とドラえもん

ヒガンバナと一周忌とドラえもん

 先日、義父の一周忌で、お寺さんにお参りに行ってきました。
 駅を出たところにある交差点にあった植え込みで、今年初めてのヒガンバナを見つけたので写真撮影をしました。
 たった一輪(いちりん)だけが咲いているヒガンバナです。
 ヒガンバナのまわりに植えてあったのは、オシロイバナです。夕方になると妖しげ(あやしげ)な雰囲気で咲く花です。



 写真撮影を終えて、交差点の歩道で信号待ちをしていたら、自転車で通りかかった若い男の人が、自転車を止めて降りてきて、わたしと同じように同じヒガンバナの写真を撮り始めました。
 自分と同じ行動をする人がいるのかと、びっくりしました。
 ヒガンバナには、死者を弔う(とむらう)意味合いがあると自分は思っています。







 お寺さんでまず若いお坊さんの法話を聴きました。アンパンマンのお話を例に出されて、この世には『バイキンマン』の要素(菌の存在)も必要だということを説かれていました。
 参列していたのは年配の人たちばかりで、わたしたちのような夫婦やひとり者らしき方ばかりでした。見渡したところ三十人ぐらいのお参りの方がおられました。
 仏さまに向かって左手にある隣接の幼稚園からは、女先生の声がマイクをとおして聞こえてきます。ちびっこたちがにぎやかに遊んでいるようすです。
 反対の右側からは、お寺の儀式をしているのか、シンバルのような鐘をうつ音が聞こえてきて、数えたら7回鳴りました。
 自分たちがいる広い本堂では、背中側にあたる南側から、心地よいさわやかな風が吹き込んでいました。気持ちが良かった。
 法話のあと、複数のお坊さんたちが出てきてお経を読まれて、参列者たちは思い思いに前に出て焼香(しょうこう)をしました。
 お年寄りばかりなので、一日一日、自分たちも極楽(ごくらく。天国)に近づいているのだという実感が湧きました。

 帰路、お寺さんの隣にあるテレビ局の玄関前に、ドラえもんがいたので、夫婦で記念写真を撮りました。



 ドラえもんの笑顔が素敵です。




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